「アレルギーでヘアカラーが出来ないけど、白髪が、気になる」
「髪や地肌にいいって聞くけど実際どうなの?」
今回はそんな、ヘナカラーの特徴と注意点について解説していきます?
インドや北アフリカに多く自生しているミソハギ科の植物・ヘナの葉を粉末状にして水で溶いて染料です。
ヘナの葉にはローソニアという赤色酵素色素が含まれており、髪の毛などのタンパク質に反応しオレンジ色に着色します。
天然100%のヘナは黒髪を明るく染めることができないため、白髪染めに使われることが多いです。
頭皮や髪に負担なく仕上がるので、一般的な白髪染めをすると髪のダメージが気になるという人、頭皮が染みるという人はもちろん、ジアミンアレルギーの人にオススメです。
トリートメント効果もあり、回数を重ねていくごとにハリ・コシがでて髪が扱いやすくなっていく。
単体だとオレンジ色に発色する。
藍色、ブルーに発色し、ヘナと合わせると淡いブラウンに仕上がる。
白髪が完全に染まるというわけではないので、白髪が新たに生えてきたのがわかりにくくメンテナンスの回数が白髪染めより少なく済むのが嬉しいポイント。
しっかり白髪を染めたいという場合よりもグレイヘアに移行していきたい場合に取り入れるのがおすすめ。藍の葉が原料の染料インディゴで、ブラウンに近い色味に仕上がる。
植物成分のみの染料の為、髪や頭皮への負担がなく、ダメージが気になる人やアレルギーの人でも気軽にチャレンジできる。
ヘナが髪に浸透していく過程で、髪のダメージ部分(空洞の部分)にヘナの成分が水分と一緒に絡みつくため、補修する効果が得られ、ハリ・コシ・ツヤが出る。
柔らかい染まり具合なので、すでに染まっている部分と新たに生えてきた白髪部分との差が出にくく、気になりにくい。
ヘナのみだとオレンジ、もしくはインディゴを混ぜた淡いブラウンにしか染まらないのが難点。色の変化が感じにくいというケースも。
ヘナを繰り返していくと、成分が髪に残り、通常のファッションカラーで色味を楽しみなくなった時にカラーチェンジの妨げになる。また、パーマがかかりにくくなるケースもある。
髪にヘナの成分が浸透するまでに通常のファッションカラーよりも時間がかかる。
ヘナカラーをする場合は、通常のカラーへのカラーチェンジがしにくくなるので、今後のなりたいイメージを見据えて利用するか選択することが重要になる。
また、アーユルヴェーダでも利用する薬草なので、思わぬ効果がある場合もある。妊娠中・生理中など体調に不安がある場合は一度担当のスタイリストに相談しよう。
まれに植物に対するアレルギーが出ることもあります。体質的に不安がある方は、使用前に必ずパッチテストをしましょう!
・化学的なカラーリング剤に負担を感じる人
・ヘアカラーをすると頭皮が染みる人
・白髪染めをする際ダメージが気になる人
・定期的な白髪のメンテナンスを負担に感じる人
・髪のダメージやハリ、コシのなさが気になってきた人
ナチュラルヘナは天然素材のため、身体への安全性が高く、髪や頭皮にやさしいといえます。
ジアミンアレルギーで一般的なヘアカラーが出来ない方にはオススメです!
気になる方担当の美容師さんに是非相談してみて下さい!